富士商会のデザインの基本は「日本の四季」。 季節の移ろいを身につけるものに映すことができれば、と さまざまなモチーフを和装小物に紡ぎます。 冬の光に夏の空、秋の夕日や水ぬるむ春の空気を 毎日の暮らしの中で手に取ることができたら……。 そんな四季の香りをそれぞれのアイテムから感じていただけるよう、 心を込めて絵を描き、布の上に写す。 もちろんユーモアのあるモノ作りをしていきたいと思います。
今日は急遽出目金の半襟をアップ。
糸の色を何にするか迷いましたが
紺色で刺繍をしてみることにしました。
ガリ版印刷のインクの色を思い出しました。
ステンドグラスのような空間に泳ぐ、浮く?出目金たち。
自在に自由に踊るような姿は思わず魅入ってしまいます。
そんな出目金の一瞬をデザインしたいと思いました。
目には黒いビーズを使っています。
面白いですね、目を入れたとたんに
なんだか出目金たちが、生き生きとしてきたような気がします。